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「原因」と「要因」の違い、使い分け

「原因」と「要因」の違い、使い分け
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こんにちは!

「キャリアエヌ」の管理人です!

お昼の貴重な時間にご覧いただきありがとうございます!

今日は3月19日(火)です!

はじめに


仕事をしていく上で、「原因(げんいん)」と「要因(よういん)」という言葉を聞いたり、使用したりすると思いますが、皆さんは「原因」と「要因」の違い、使い分けをご存じでしょうか?

今回は、「原因」と「要因」の違い、使い分けについて説明したいと思います。

「原因」も「要因」も同じ意味のように捉えられていることも多いようですが、大きくは以下の違いがあります。


「原因」とは?


「原因」は、ある事象を起こした、または、ある事象が起きたことに対して元になった事柄であり、基本的には1つに特定されます。(「原因」は英語では「cause」が最も近い)

「原因」の使用例
・今回の失敗は○○○したことが原因です。
※この例では「○○○したこと」が原因


「要因」とは?


「要因」は、ある事象を起こした、または、ある事象が起きたことに対して影響を与えるものであり、1つに特定されず複数存在します。(「要因」は英語では「factor」が最も近い)

「要因」の使用例
・今回は○○○したことや、△△△したことなどの様々な要因により、結果的に失敗してしまった。
※この例では「○○○したこと」や「△△△したこと」などが要因


「原因」と「要因」の関係?


上記の説明より、「原因」と「要因」の違い、関係を分かりやすく言うと、イメージ的には下図のように

原因(基本的に1つ)< 要因(複数)

のような関係になります。

「原因」と「要因」の関係


このように「原因」と「要因」では大きな違いがありますが、「要因」については多くの「原因」から主要な「原因」のことを「要因」という事もあり、解釈によっては1つに特定されるこもあります。

また、「原因」が複数ある場合や、直接的な「原因」から一つに特定した「原因」のことを「根本原因」と言う場合もあります。


「原因」と「要因」のまとめ


今回、「原因」と「要因」の大きな違いを説明しましたが、先にも述べたように解釈によっては、大きな意味の違いがないような場合もありますので、「原因」と「要因」を使用するシチュエーションにより使い分けすることも必要です。

皆さんも「原因」と「要因」を使用する際は、注意しましょう!
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