はじめに
皆さんも「以下」、「未満」という言葉をよく聞いたり、見かけたりすると思いますが、「以下」、「未満」は含むのか?含まないのか?が分からなくなってしまう時はないでしょうか?
今回は、「以下」、「未満」が含むのか?含まないのか?について説明したいと思います。
「以下」は含む?
「以下」は含むか?について、一言でいうと、「以下」はその対象を含みます。
[例えば]
・「小学生以下」は小学生を含みます。
・「身長110㎝以下」は110㎝を含みます。
・etc
このように、「以下」は、その対象を含んだ小さいことを意味します。
「未満」は含む?
「未満」は含むか?について、一言でいうと、「未満」はその対象を含みません。
[例えば]
・「小学生未満」は小学生を含みません。
・「身長110㎝未満」は110㎝を含みません。
・etc
このように、「未満」は、その対象を含まない小さいことを意味します。
「以下」と「未満」のまとめ
上記の説明のように、「以下」はその対象を含みますが、「未満」はその対象を含みません。
[まとめ]
・「以下」=対象を含む。(対象を含んだ小さいことを示す。)
・「未満」=対応を含まない。(対象を含まない小さいことを示す。)
使い方としては、ある対象を含んで、それよりも小さいことを表現する場合は「以下」、ある対象を含まないで、それよりも小さいことを表現する場合は「未満」を使うことになります。
皆さんも「以下」は含む、「未満」は含まないということを覚えておきましょう!
余談
余談ですが、この記事を書くきっかけとなったのは、先日、小学生の子供と外食した際に、メニューに「お子様ランチは小学生以下の子供に限る」と書いてあり、子供が「小学生以下って、小学生は注文できるの?」という素朴な疑問からです。
また、遊園地などの乗り物にも、「身長が110㎝未満の子供は乗れません」など、よく書いてありますね!
皆さんも「以下」と「未満」は正しく使い分けしましょう!