はじめに
「NDA(エヌ・ディー・エー)」という言葉を聞いたことがある方も多いかと思いますが、今回は「NDA」について説明したいと思います。
「NDA」とは?
「NDA」は「Non-disclosure agreement」の頭文字をとった言葉で、「秘密保持契約」または「機密保持契約」という意味です。
「NDA」は取引先から秘密情報や個人情報などの公開されていない情報を入手した場合、入手した秘密情報や個人情報を第三者に公開しないことを取り決めた契約で、昨今、「NDA」は新規取引時に様々な業種で結ばれることが多い契約の一つです。
「NDA」の例
「NDA」を結ぶ具体的な例として、まだ公開していない新たな事業やサービスを提供するするために、新規でシステム構築する必要がある場合など、新たな事業やサービスを開始する前から(公開する前から)システム構築をする必要があるが、システム構築を外部に発注する場合、システム構築を請け負ったベンダーはシステム構築をする上では、どうしてもまだ公開されていない秘密情報を知る必要があるため、システム構築を発注する際に「NDA」を結んでから、システム構築を行うということが多々あります。
昨今の「NDA」
上記の例のように、基本的には「NDA」は企業間で結ばれることが多いですが、昨今では、企業と従業員との間で、自社の秘密情報や個人情報が外部に漏れないように、「NDA」が結ばれることも多々あります。
最後に
我々がビジネスを行っていく上で、秘密情報や個人情報を第三者に公開しないことは当然ながら必須のため、公式に「NDA」という契約形態で、秘密情報や個人情報を守るということはある意味では当然のことかと思います。