キャリアエヌでは、ビジネスライフに役立つビジネスノウハウ情報を発信しております!
20,889view

「何ものにも代え難い」は「何者」?「何物」?

「何ものにも代え難い」は「何者」?「何物」?
※本ページにはプロモーションが含まれています

こんにちは!

「キャリアエヌ」の管理人です!

夕方の忙しい時間にご覧いただきありがとうございます!

今日は4月25日(木)です!

はじめに


皆さんもよく「何者(なにもの)」や「何物(なにもの)」という言葉を聞いたり、使用する機会があるかと思いますが、「何者」と「何物」の違いは果たして何なのでしょうか?

今回は、「何者」と「何物」の違い、使い分けについて説明します。

よく、「他に代えることができない」、「唯一無二の」という意味で、「何ものにも代え難い(なにものにもかえがたい)」という言葉を使用することがあるかと思いますが、「何ものにも代え難い」の「何もの」の部分を漢字にする場合は、以下の使い分けをします。


「何者」を使う場合


「何者」を使う場合は、「何もの」を指し示す対象が「人」の場合に使用します。

[例]
・彼は何者にも代え難い人だ。
・彼の演技は他の何物にも代え難いくらい素晴らしい。
・etc

このように、指し示す対象が「人」の場合は「何者にも代え難い」という表現になります。


「何物」を使う場合


「何物」を使う場合は、「何もの」を指し示す対象が「物」の場合に使用します。

[例]
・彼女からプレゼントで貰った財布は、他の何物にも代え難い。
・昔から使っている時計は、他の何物にも代え難い。
・etc

このように、指し示す対象が「物」の場合は「何物にも代え難い」という表現になります。


「何者」と「何物」の違い、使い分け


上記で説明した通りに、「何もの」を指し示す対象が「人」か「物」かにより、「何者」と「何物」を使い分けします。

[まとめ]
・「何者」=指し示す対象が「人」の場合に使用します。
・「何物」=指し示す対象が「物」の場合に使用します。

ただし、「何者」や「何物」の漢字を使用せずに、「何もの」でも十分に通用するため、無理に「もの」の部分に漢字を使用しなくてもよいかと思います。
ad
ad