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「何ものにも代え難い」は「何者」?「何物」?

「何ものにも代え難い」は「何者」?「何物」?
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こんにちは!

「キャリアエヌ」の管理人です!

お昼の貴重な時間にご覧いただきありがとうございます!

今日は、12月5日(木)です!

はじめに


皆さんもよく「何者(なにもの)」や「何物(なにもの)」という言葉を聞いたり、使用する機会があるかと思いますが、「何者」と「何物」の違いは果たして何なのでしょうか?

今回は、「何者」と「何物」の違い、使い分けについて説明します。

よく、「他に代えることができない」、「唯一無二の」という意味で、「何ものにも代え難い(なにものにもかえがたい)」という言葉を使用することがあるかと思いますが、「何ものにも代え難い」の「何もの」の部分を漢字にする場合は、以下の使い分けをします。


「何者」を使う場合


「何者」を使う場合は、「何もの」を指し示す対象が「人」の場合に使用します。

[例]
・彼は何者にも代え難い人だ。
・彼の演技は他の何物にも代え難いくらい素晴らしい。
・etc

このように、指し示す対象が「人」の場合は「何者にも代え難い」という表現になります。


「何物」を使う場合


「何物」を使う場合は、「何もの」を指し示す対象が「物」の場合に使用します。

[例]
・彼女からプレゼントで貰った財布は、他の何物にも代え難い。
・昔から使っている時計は、他の何物にも代え難い。
・etc

このように、指し示す対象が「物」の場合は「何物にも代え難い」という表現になります。


「何者」と「何物」の違い、使い分け


上記で説明した通りに、「何もの」を指し示す対象が「人」か「物」かにより、「何者」と「何物」を使い分けします。

[まとめ]
・「何者」=指し示す対象が「人」の場合に使用します。
・「何物」=指し示す対象が「物」の場合に使用します。

ただし、「何者」や「何物」の漢字を使用せずに、「何もの」でも十分に通用するため、無理に「もの」の部分に漢字を使用しなくてもよいかと思います。
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