はじめに
皆さんも「ソリューション」という言葉をよく耳にすることが多くあるかと思います。
特に、IT業界においては頻繁に耳にします。
また、会社名などにも「◯◯◯ソリューション」や、「◯◯◯ソリューションズ」のように使用している会社も世の中には多く存在します。
今回は、「ソリューション」の意味について解説します。
「ソリューション」とは?
「ソリューション」は、英語では「solution」となり、「解決」、「解答」という意味となります。
IT業界における「ソリューション」は、明確な定義はありませんが、最終的には「解決する」という意味となり、以下のように、幅広い意味で使われています。
企業が抱えている問題や課題、実現したい要件を、最適なソフトウェア、ハードウェアなどの情報システムや、サービスを組み合わせることによって解決すること。
つまり、簡単に言うと、IT技術やIT製品により企業が抱えている問題や課題を解決することです。
また、IT業界における「ソリューション」は、「ITソリューション」、「ICTソリューション」、「システムソリューション」とも言われますが、意味としては同じとなります。
「ソリューション」の要素
企業が抱えている問題や課題を解決するための「ソリューション」における要素は、大きくは以下の通りです。
●ソフトウェア
新たなソフトウェアを開発したり、既にあるソフトウェア製品を導入することにより、「ソリューション」を提供します。
●ハードウェア
新たなハードウェアを導入したり、既存のハードウェアをバージョンアップすることにより、「ソリューション」を提供します。
●サービス
新たなサービスを提供したり、既にあるサービスを導入することにより、「ソリューション」を提供します。
「ソリューション」の提供パターン
上記で説明した、「ソフトウェア」、「ハードウェア」、「サービス」を、単体、または、組み合わせて提供することにより、企業が抱えている問題や課題を解決します。
以下に、「ソリューション」の提供パターンを記載します。
・「ソフトウェア」のみ提供
・「ハードウェア」のみ提供
・「サービス」のみ提供
・「ソフトウェア」+「ハードウェア」を提供
・「ソフトウェア」+「サービス」を提供
・「ハードウェア」+「サービス」を提供
・「ソフトウェア」+「ハードウェア」+「サービス」の全てを提供
最後に
「ソリューション」は企業が抱えている問題や課題を解決するという意味で使われることが多いですが、企業が新たな事業やサービスを実現したい場合などの新規要件においても、提案などの場合に頻繁に使用されます。