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「キャリアパス」の意味について解説します!

「キャリアパス」の意味について解説します!
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こんばんは!

「キャリアエヌ」の管理人です!

夜遅くにご覧いただきありがとうございます!

今日は4月19日(金)です!

はじめに


皆さんも仕事をしている中で、「キャリアパス」という言葉を聞いたり、目にしたりする機会があるかと思います。

果たして「キャリアパス」とは、どのようなことで、どのような意味なのでしょうか?

今回は、「キャリアパス」について説明したいと思います。


キャリアパスの意味について解説します!


以下、「キャリアパス」について解説します。


キャリアパスとは?
キャリアパス(career path)とは、企業において、社員がある職位に就くまでに必要な経験や順序のことを言います。

つまり、社員がある職位に就くまでの中長期的な計画ということになり、基本的には企業が社員に対して示すものです。

ちなみに、先に述べた、「社員がある職位に就く」ことを「出世」と捉える場合も多々あります。

また、キャリアパスは基本的には企業人としての観点で使用されますが、個人としてキャリアパスを描くということでも使用されることがあり、自分がある職種や職位に就くために、キャリアパスに沿って転職するということもあり得ます。

※今回は、企業人としての観点でのキャリアパスについて説明します。


キャリアパスの具体的な例
IT企業の場合の例を用いて、キャリアパスの具体的な例について解説します。

例えば、あるIT企業に勤める若手社員のAさんに、将来、システム開発部の部長になって欲しいとした場合、キャリアパスとしては、以下のような経験が必要となり、以下のような順序となります。

(1)プログラマー(PG)
Aさんは、まずはプログラマーとして数年間、プログラミングのスキルを身につけ、プログラマーとしての経験を積みます。



(2)システムエンジニア(SE)
プログラマーとしての経験を積んだAさんは、今度は、システムエンジニアとして数年間、エンジニアとしてのスキルを身につけけ、システムエンジニアとしての経験を積みます。



(3)プロジェクトリーダー(PL)
システムエンジニアとして一人前になったAさんは、プロジェクトを牽引するリーダーとしての経験を積みます。



(4)プロジェクト管理者(PM)
プロジェクトリーダーとして一人前になったAさんは、今度はプロジェクト管理者として、プロジェクト管理の経験を積みます。(プロジェクトリーダーとプロジェクト管理者は兼任する場合もあります。)



(5)課長
プロジェクト管理者として経験を積んだAさんは、課長として、課配下のプロジェクトの管理をすることになります。(プロジェクト管理者と課長は兼任する場合もあります。)



(6)部長
課長として経験を積んだAさんは、ついに、キャリアパスの経験と順序によって、課を統括する部長になります。


今回は、IT業界でのキャリアパスの例を挙げましたが、このように、キャリアパスでは、その業種や企業に沿った経験や順序が必要になります。


最後に


自分にキャリアパスがあるのとないのとでは、長い会社生活において全く違ってきます。

つまり、自分の将来像が見えるか?見えないか?によって仕事へのモチベーションや、将来への不安が大きく左右されます。

また、キャリアパスを企業が社員に示すことは、大企業だけではなく、中小企業にも必要なことであり、社員のモチベーション向上やモチベーション維持という観点では非常に効果的であると考えます。
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