はじめに
よく、プレゼン資料や経営者のインタビュー記事などで、「ステークホルダー」という言葉を見かけたり、聞いたりする機会があると思います。
そのような中で「ステークホルダー」って何のこと?という疑問を持つ方も多いと思います。
ということで、今回は、「ステークホルダー」について、色々と説明したいと思います。
「ステークホルダー」とは?
以下、「ステークホルダー」についての説明です。
「ステークホルダー」の意味!
「ステークホルダー」とは、一言で言うと、
企業を取り巻く利害関係者
のことを言います。
企業が経営を営む上では、直接的、間接的に、色んな企業や人、行政、団体などと関わって活動しており、その相手が「ステークホルダー」という位置付けとなります。
ご参考までに、英語では、「stakeholder」となり、そのまま「利害関係者」と訳されます。
「ステークホルダー」の具体的な利害関係者!
「ステークホルダー」の具体的な利害関係者としては、企業が経営活動を行う上では、
・顧客
・消費者(ユーザー)
・取引先
・従業員
・株主
・地域社会
・行政機関
・etc
などが該当します。
どれも企業の経営活動には欠かせない相手となっています。
特に、利益を追求することが目的の企業ですが、昨今では、自分の企業の利益だけではなく、社会貢献も求められており、企業が取り巻く地域社会、地域住民も「ステークホルダー」の対象となります。
また、無料のインターネットサービスが普及した昨今では、実際に対価を支払ってくれる消費者ではなく、実際にサービスを利用するユーザーも「ステークホルダー」となり得ます。
例えば、Googleは、主に企業から広告料金を得て利益を追求していますが、無償でGoogleのサービスを利用しているのは、我々のような一般ユーザーであり、間接的にも利害関係があると言っても過言ではないです。
ご参考!
ご参考までに述べておきますが、「ステークホルダー」と似た言葉で、「ストックホルダー(stockholder)」という言葉もあります。
「ストックホルダー」は、先で説明している「ステークホルダー」の利害関係者のうち、一般的には「株主」のことを言います。
そういう意味では、「ストックホルダー」は「ステークホルダー」の一つということになります。
最後に
今回、「ステークホルダー」について、色々と説明しましたが、筆者も昔は何のことなのかが全く分かりませんでした。
いずれにせよ、「ステークホルダー」は、「企業経営活動に関わる利害関係者」であるということを覚えておきましょう!