はじめに
皆さんも仕事をしている中で、「3階(三階)」という言葉を聞いたり話したりすると思いますが、皆さんは「3階(三階)」の読み方を「さんがい」と読みますか?、「さんかい」と読みますか?
読み方を気にしていない方もいるとは思いますが...
そこで、今回は、「3階(三階)」は「さんがい」、「さんかい」のどちらが正しいか?について説明します。
「3階(三階)」は「さんがい」、「さんかい」のどちらが正しいか?
筆者の周りにも「3階(三階)」を「さんがい」と読む人と「さんかい」と読む人がいますが、「3階(三階)」の正しい読み方は「さんがい」と「さんかい」のどちらが正しいでしょうか?
その答えは、ズバリ!
「3階(三階)」の正しい読み方は「さんがい」の模様ですが、「さんかい」でも、間違いではない模様です。
※Yahoo辞書で調べてみても「3階(三階)」は「さんがい」でも「さんかい」でも、全く同じ読み方として扱われています。また、他の辞書でも「3階(三階)」は「さんがい」でも「さんかい」でも、全く同じ読み方、意味として扱われています。
・「3階(三階)」=「さんがい」←正しい
・「3階(三階)」=「さんかい」←正しい
ちなみに、音声アナウンス付きのエレベーターでは「3階(三階)」のみ「さんかい」ではなく、「さんがい」とアナウンスしています。(13階のアナウンスも同じ)
※筆者の周りでは、どちらかと言うと、「3階(三階)」を「さんかい」と読む人よりも「さんがい」と読む人の方が多いです。
「3階(三階)」を「さんかい」ではなく「さんがい」と読むのは、連濁(れんだく)という二つの語が一つの語になる際に、後ろの語頭が清音から濁音に変化するという読み方の一種で、「3階(三階)」を「さんかい」ではなく「さんがい」と読むのも連濁(れんだく)に相当します。
※連濁(れんだく)の例としては、「王者」は「おうしゃ」ではなく「おうじゃ」、「学習机」は「がくしゅうつくえ」ではなく「がくしゅうづくえ」など...
また「3階(三階)」を「さんがい」と読むのは東日本地域に多く「さんかい」と読むのは西日本地域に多い模様です。
ちなみに、iPhoneで「さんがい」と入力しても、「さんかい」と入力しても、正しく「3階(三階)」と変換されます。
WindowsのIMEでも「さんがい」と入力しても、「さんかい」と入力しても、正しく「3階(三階)」と変換されます。
最後に
今回、「3階(三階)」は「さんがい」、「さんかい」のどちらが正しいか?について説明しましたが、「さんがい」、「さんかい」どちらも正しい読み方のため、これまでどおりに気にせずに使いましょう!