はじめに
皆さんも仕事をしている中で、「代替」という言葉を聞いたり話したりすると思いますが、皆さんは「代替」を「だいたい」と言いますか?、「だいがえ」と言いますか?
例えば、「代替案」という言葉で、「だいたいあん」と言う人と「だいがえあん」と言う人がいませんか?
筆者の周りにも「代替」を「だいたい」と読む人と「だいがえ」と読む人がいますが、「代替」の正しい読み方は「だいたい」と「だいがえ」のどちらが正しいでしょうか?
今回は、「代替」は「だいたい」、「だいがえ」のどちらが正しいか?について説明します。
「代替」の正しい読み方
最初に「代替」の意味ですが、「他のものでかえる」という意味となり、「代替案」、「代替品」などの言葉でよく使用されます。
次に、「代替」の正しい読み方についてですが、「代替」の正しい読み方は「だいたい」が正しい読み方です。
ただし、「だいがえ」でも、間違いではない模様です。
※Yahoo辞書で調べてみても「代替」は「だいたい」でも「だいがえ」でも、全く同じ読み方として扱われています。
「代替」を「だいたい」ではなく、「だいがえ」と読むのは、「重箱読み(じゅうばこよみ)」という読み方で、二つの漢字から成る熟語の最初の文字を音読みし、最後の文字を訓読みする読み方です。
・「代替(だいたい)」----- 〇(通常の読み方)
・「代替(だいがえ)」----- 〇(重箱読み)
余談ですが、iPhoneで「だいたい」と入力しても、「だいがえ」と入力しても、正しく「代替」と変換されます。
WindowsのIMEでも「だいたい」と入力しても、「だいがえ」と入力しても、正しく「代替」と変換されます。
ちなみに、筆者は「だいたい」と読んでいます。