はじめに
皆さんも仕事をしていく上で、「クリアデスク」という言葉を聞いたことがあるかと思います。または、皆さんの会社で既に「クリアデスク」を実施している方も多いかと思います。
今回は、「クリアデスク」の目的と効果について説明したいと思います。
※同じような言葉に「クリアスクリーン」がありますが、「クリアスクリーン」の目的と効果についてはこちらの記事を参照してください。
「クリアデスク」とは?
「クリアデスク」とは、自席を長時間離れるときや、帰宅するときに、机の上に置いてあるもの(特に資料や書類など)を出しっぱなしにせずに、片付けてから机の上にものが置いていない状態にすることです。
「クリアデスク」を実施している企業の中には、机の上の資料だけではなく、普段使用しているPC端末も全て机の中に入れて、本当に机の上には何もない状態にしてから帰宅することを必須にしているところも多くあります。
「クリアデスク」の目的と効果
「クリアデスク」の目的は、整理整頓の観点から、机の見た目がよい(机の上が綺麗になる)ということもありますが、主に情報セキュリティの観点から「クリアデスク」を実施または推奨している企業がほとんどです。
例えば、社外秘や関係社外秘などの重要な情報が記載されている資料や書類を、机の上に出しっぱなしにしておくことにより、第三者にそれらの資料や書類を見られてしまい、情報漏洩につながる可能性があります。
「クリアデスク」は、そのようなことにならないように、「クリアデスク」をすることにより、情報セキュリティにおけるリスクを減らすことを目的としています。
また、「クリアデスク」をすることで、情報漏洩を防ぐという効果があります。