はじめに
皆さんも仕事をしていく上で、「会議」や「打ち合わせ」に出席することが頻繁にあるかと思います。
そこで素朴な疑問ですが、「会議」と「打ち合わせ」は、両方とも人が集まって話しをするということには変わりはありませんが、「会議」と「打ち合わせ」の違いは果たして何なのでしょうか?
今回は、会社における「会議」と「打ち合わせ」の違いについて、筆者なりに述べたいと思います。
「会議」とは?
辞書には、「関係者が集まって議題に対して議論をすること、または、物事を決定すること」という内容が書かれていることが多く見受けられます。
もちろん上記の意味は全く間違えではないと思いますが、もう少し具体的に「会議」を定義してみると、筆者が考える「会議」は、「会社や顧客の経営や事業に影響を及ぼすことについて関係者が集まって議題したり、報告すること」と捉えています。
例えば、「営業会議」、「戦略会議」、「進捗会議」など「会議」という言葉が付く会議は、経営や事業に影響を及ぼすことを議論したり、報告する会議かと考えます。
また、「会議」の場合は、一般的には議事録を作成することが多く、会社としても公式な場であるかと考えます。
「打ち合わせ」とは?
辞書には、「事前の相談」や「情報共有の場」という内容が書かれていることが多く見受けられます。
関係者が集まって話しをするという点では「会議」と同じですが、「打ち合わせ」は、経営や事業に影響を及ぼすまでにはいかない内容を議論したり、話しをしたりする場であると考えます。
また、「打ち合わせ」の場合は、議事録を作成する場合もありますし、議事録を作成しない場合もあり、会社としても公式な場と非公式な場の両方があるかと考えます。