はじめに
皆さんの中にも「メモリ開放」、「メモリ解放」や「リソース開放」、「リソース解放」という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。
特に、ITに携わっている方は「メモリが「かいほう」されない」とか「リソースが「かいほう」されない」などと話すことがあるかと思います。
そこで、今回は、「メモリ」や「リソース」における「かいほう」において、「開放」と「解放」のどちらが正しいか?について述べたいと思います。
メモリやリソースでは「開放」と「解放」のどちらが正しいか?
以下、メモリやリソースでは「開放」と「解放」のどちらが正しいか?についてです。
「開放」とは?
まず、「開放」は、
・開き放つ
・制限していたことを解除して自由にする
という意味があります。
[例]
・ドアを開放する。
・学校の体育館を一般に開放する。
・etc
「解放」とは?
次に、「解放」は、
・解き放つ
・束縛していたもの制限を解いて自由にする
という意味があります。
[例]
・解放感
・長期間の合宿から解放された。
・etc
メモリやリソースはどっち?
では、本題ですが、メモリやリソースは「開放」、「解放」のどちらを使用すべきなのでしょうか?
メモリやリソースの場合は、束縛しているもの(記憶領域や資源)を解き放つという意味からは、
「開放」ではなく、「解放」が正しい使い方!
となります。
×メモリ開放
×リソース開放
◎メモリ解放
◎リソース解放
[ご参考]
ちなみに、Google検索で「メモリ かいほう」と検索すると、「次の検索結果を表示しています」ということで、「メモリ 解放」で検索結果が表示されます。
同じく、Google検索で「リソース かいほう」と検索すると、「次の検索結果を表示しています」ということで、「リソース 解放」で検索結果が表示されます。
また、同じく、Bing検索で「メモリ かいほう」と検索すると、「メモリ 解放 の検索結果を含めています。」ということで、「メモリ 解放」で検索結果が表示されます。
最後に
今回、「メモリ」や「リソース」における「かいほう」において、「開放」と「解放」のどちらが正しいか?について説明しましたが、日本語って本当に難しいですね!