はじめに
皆さんは「1ヶ月」、「1カ月」など、「かげつ」の「か」の部分の表現で、何が正しいのか?を悩んだことはないでしょうか?
そこで、今回は、「ヶ月」と「カ月」の違い、使い分けについて説明します。
「ヶ月」と「カ月」の違い、使い分け
皆さんは「ヶ月」と「カ月」の違い、使い分けについて、悩んでこのページをご覧になっている方も多いかと思いますが、
「いっかげつ」の表現だけでも
・1ケ月
・1ヶ月(※小文字の「ヶ」)
・1カ月
・1ヵ月(※小文字の「ヵ」)
・1か月
・1箇月
・1個月
など、様々な表現があります。
※ご参考までに、「ヶ」や「ヵ」のようなカナ小文字のことを、「捨て仮名(すてがな)」と言います。
最初に結論から言うと、
「どれも正しい表現!」
となります。
色々とネットでも調べてみましたが、明確な違い、使い分けは正直なところ不明でした。
ちなみに、WindowsのIMEで「いっかげつ」と入力し、変換してみると、「1ケ月」、「1ヶ月」、「1カ月」、「1ヵ月」、「1か月」、「1箇月」、「1個月」と多くの候補が表示されます。
筆者のiPhoneでも同じように変換してみると、「 1カ月」、「1ヶ月」の順に変換されます。
皆さんの周りではどうかはわかりませんが、筆者の周りでは「ヶ月」を使用する人が多いように感じます。
※筆者は「ヶ月」を使うことが多いですが、以前、メディア関係の仕事をしていたときは「 カ月」を使用していました。(正直、「1個月」は使用したことがありません...)
Google検索で「いっかげつ」と検索すると、「次の検索結果を表示しています:一ヶ月」となり、「ヶ月」が有効となっています。
なお、新聞業界における新聞表記では「1カ月」、公的な文書である公文書では「1箇月」が使用されおり、業種や業界、使うシチュエーションによってある程度、どの「かげつ」を使用するかが決まっていることもあります。
最後に
今回、「ヶ月」と「カ月」の違い、使い分けについて説明しましたが、日本語って本当に難しいですね!