はじめに
皆さんも仕事をしていく中で、様々な情報を取り扱っていると思います。
その中には機密情報や個人情報なども含まれており、それらの情報を守るために、「情報セキュリティ」として気をつけなければいけない事は多々あります。
そこで、今回は、情報セキュリティにおいて業務PCで気をつけることについて、基本的な事項について説明します。
※業務PCに限定していますが、個人所有のPCにも言えることです。
情報セキュリティにおいて業務PCで気をつけること!
以下、情報セキュリティにおいて業務PCで気をつけることです。
業務PCで気をつけること!
情報セキュリティにおいて業務PCで気をつけること
には、大きくは、
・PCを使用する上で気をつけること!
・PCの盗難に対して気をつけること!
の2つあります。
そして、それぞれで気をつけるべき事項として、
[PCを使用する上で気をつけること!]
・ソフトウェアのアップデートは定期的に行う!
・ウイルス対策ソフトの導入・定期的なウイルスパターンの更新!
・ウイルススキャンの実行!
[PCの盗難に対して気をつけること!]
・BIOSパスワードの設定!
・ハードディスクの暗号化!
・セキュリティワイヤーの導入!
があります。
次から、それぞれの事項について説明します。
ソフトウェアのアップデートは定期的に行う!
PCのWindowsUpdateなどのOSやソフトウェアのアップデートを定期的に行う事で、新種のウイルスに感染するリスクが減ります。
特に、OSやソフトウェアのサポートが終了している、つまり、アップデートが終了しているサポート対象外のOS(Windows7など)やソフトウェアを使用することは大変危険なため、新しいOSや最新のソフトウェアバージョンにアップグレードすることをおすすめします。
ウイルス対策ソフトの導入・定期的なウイルスパターンの更新!
昨今のセキュリティ事情において、普段、業務で使用するPCにウイルス対策ソフトがインストールされていない事は少ないとは思いますが、ウイルス対策ソフトの導入はもちろんのこと、ウイルスパターンの定期的な更新を怠らない事が重要です。
最近のウイルス対策ソフトは設定で自動的にウイルスパターンファイルを更新しますが、もし、手動による更新としている場合は、定期的な自動更新にすることをおすすめします。
ウイルススキャンの実行!
先で、ウイルス対策ソフトの導入・定期的なウイルスパターンの更新について述べていますが、ウイルス対策ソフトの導入・定期的なウイルスパターンの更新だけでは意味がないため、実際にPC内の全ファイルを対象にウイルススキャンを実行することをおすすめします。
ウイルススキャンの実行は、可能であれば毎日、少なくとも1週間に一度は実行するようにしましょう!
BIOSパスワードの設定!
PCの盗難対策として、盗難された場合に、簡単にPCを起動できないようにBIOSパスワードを設定することをおすすめします。
BIOSパスワードを設定することで、PC起動時にBIOSパスワードを入力しないとOSが起動しないため、簡単にできる盗難対策としては有効です。
ハードディスクの暗号化!
これもPCの盗難対策として、ハードディスクは暗号化することをおすすめします。
最近では、Windows10 Proには、BitLocker(ビットロッカー)というハードディスクの暗号化ソフトが標準で入っており、簡単にハードディスクの暗号化を行うことができます。
セキュリティワイヤーの導入!
いくら頻繁にPCのソフトウェアやウイルス対策ソフトのウイルスパターンのアップデートを実施しても、PCそのもが盗難されたら、全く意味がありません。
そのため、業務で利用するPCにはセキュリティワイヤーを付けることもおすすめします。
最後に
今回、情報セキュリティにおいて業務PCで気をつけることについて、基本的な事項について色々と説明しましたが、今回述べたことは最低限守るべき基本事項のため、セキュリティ対策をしっかりやることをおすすめします。