はじめに
筆者もそうですが、仕事をしていく上で、社員証などのセキュリティカードをIDカードホルダーに入れて身に付ける事が多いと思います。
また、社員証やセキュリティカードの紛失事故も少なくないと思います。
そこで、今回は、「情報セキュリティ」の中でも、社員証やセキュリティカードを紛失しないように気をつける基本的な対策について説明します。
社員証などのセキュリティカード紛失を防ぐ基本的な対策!
以下、筆者が考える社員証などのセキュリティカード紛失を防ぐ基本的な対策と、一般的に言われている対策です。
定期的にIDカードホルダーの破損状況を確認する!
社員証などのセキュリティカード紛失で多いのは、自分が知らない間にカードを落としてしまい紛失するというケースです。
このようなケースの原因は、IDカードホルダーが知らない間に破損しているという場合が多いです。
そのため、対策として、定期的にIDカードホルダーの破損状況を確認し、少しでも破損している場合は新しいIDカードホルダーに交換することをおすすめします。
そうすることにより、知らない間に社員証やセキュリティカードを落とすというリスクを減らすことができます。
社員証などのセキュリティカードはポケット付きの鞄にしまう!
これも、自分が知らない間にカードを落としてしまい紛失するというケースですが、鞄の中に入れてあったにもかかわらず、社員証などのセキュリティカードを紛失してしまうケースです。
このようなケースの原因は、鞄の中からカード以外の荷物を取り出した際に、実は一緒にカードも取り出しており、知らない間に紛失してしまうケースです。
そのため、対策として、社員証などのセキュリティカードをポケット付きの鞄にしまう事により、他の荷物を取り出した際にカードを落とすというリストを減らすことができます。
また、常にいつも利用している鞄の特定の場所にしまうという習慣も大切です。
歩道を歩く時は車道と反対側の手に鞄を持つ!
これは、「自分のうっかり」のケースで社員証などのセキュリティカードを紛失してしまうケースではありませんが、カードを入れた鞄が引ったくられてしまうような、事故や犯罪に巻き込まれてカードを紛失してしまうというケースもあります。
このようなケースに遭わない対策として、歩道を歩く時は車道と反対側の手に鞄を持つことにより、社員証などのセキュリティカードが入った鞄を引ったくられるというリストを減らすことができます。
社員証などのセキュリティカードを持ち帰らない!(持ち帰らせない!)
以前、「社員証などのセキュリティカード紛失リスクを少しでも減らす方法!」という記事でも述べていますが、社員証などのセキュリティカードを持ち帰らない(持ち帰らせない)、つまり、会社やプロジェクトルームから外に持ち出さず、預けて帰宅・外出するということも有効です。
特に、カード紛失頻度が一番高いのは、飲み会に行って酔っぱらってしまい、カードが入った鞄ごと失くしてしまうというケースです。(筆者の周りにも、このケースでカードを紛失してしまうケースが多いです。)
そのため、特に、飲み会がある日は、社員証などのセキュリティカードを預けてから行く(会社に置いて行く)という対策が有効です。
社員証などのセキュリティカード紛失してしまったら?
今回、情報セキュリティにおける社員証などのセキュリティカード紛失の基本的な対策について述べましたが、もし、万一、社員証などのセキュリティカードを紛失してしまった場合は、
・速やかに会社の上司に連絡し、上司の指示に従う。
・最寄りの警察署に届け出る。
ということが、まずは取るべき行動です。
ここで注意しなければならないのは、自分で探そうとしてかなりの時間を費やしてから上司に連絡したり、警察署に届け出たりしてしまうことです。
これは、よく聞く話ですが、紛失が発覚したら、直ぐに(迅速に)、上司に連絡し、最寄りの警察署に届け出ることがカードの不正利用を防ぐ何よりの対策であることを念頭に置いておきましょう!
最後に
今回、社員証などのセキュリティカード紛失を防ぐ基本的な対策について、色々と説明しましたが、社員証などのセキュリティカード紛失事故を防ぐのは、
「各個人のセキュリティに対する意識を高め、常に紛失するリスクがあるということを念頭に置き、行動すること!」
が、なによりも重要になります。