はじめに
以前、「社員証などのセキュリティカード紛失を防ぐ基本的な対策!」と題して、社員証などのセキュリティカードを紛失しないための基本的な対策について述べましたが、今回は、社員証などのセキュリティカード紛失リスクを減らす方法について述べたいと思います。
社員証などのセキュリティカード紛失リスクを減らす方法
最初に結論を言うと、社員証などのセキュリティカード紛失リスクを減らすには、社員証などのセキュリティカードを持ち帰らない(持ち帰らせない)ことです。
もちろん、全員が持ち帰らないわけにはいかないため、特定の人だけ持ち帰るという対策となります。
例えば、100人の社員がいて、100人全員が社員証などのセキュリティカードを持ち帰ることは100人全員に紛失するリスクがありますが、部や課、またはプロジェクト単位などで、社員証やセキュリティカードを持ち帰る人を10人決めて、持ち帰った人は早めに出社し、出社した人に手渡しすることで、100人にある紛失リスクを1/10に減らすことが出来ます。
※もちろんですが、社員証やセキュリティカードを持ち帰る人は、当番制にしたり、随時、臨機応変に対応してよいかと思います。
また、持ち帰らない社員証やセキュリティカードは、事務所などの社内のセキュリティボックスなどで厳重に管理する必要もあります。
このように、社員証やセキュリティカード紛失を100%防ぐことは難しいため、どのようにしてリスクを減らすかが重要となります。
仮にコストをかけてでも社員証やセキュリティカード紛失を100%無くしたいのであれば、指紋認識や静脈認証などの設備を導入することをお勧めします。