はじめに
今更聞けないビジネスマナーと題して、「円卓」での「上座」、「下座」について説明します。
皆さんも、ホテルや中華料理店での接待などで「円卓」を利用する機会があるかと思いますが、今回は、「円卓」における「上座」、「下座」を説明します。
「上座(かみざ)」、「下座(しもざ)」とは?
まずは、そもそも「上座(かみざ)」、「下座(しもざ)」とはどのようなことなのかを説明します。
「上座(かみざ)」は、日本のマナーにおいて、自分よりも身分の高い人が座る(または立つ)ところを意味し、「下座(しもざ)」は、上座の逆で、自分よりも身分の低い人が座る(または立つ)ところを意味します。
世界にも「上座」、「下座」のマナーがあるところはあるとは思いますが、「上座」、「下座」のマナーは、日本においては昔から伝わる文化と言っても過言ではありません。
特に、「上座」、「下座」のマナーは、ビジネスを行っていく上でも必要なマナーとなっています。
「円卓」での「上座」、「下座」
次に、「円卓」での「上座」、「下座」について説明します。
通常、「円卓」での上座は出入り口から一番奥の席(下図での①)が一番の上座となります。
次に、一番奥の席(下図での①)から出入り口に向かって順に下座となっていきます。(下図での②~⑦)
そして、出入り口に一番近い席(下図での⑧)が一番の下座となります。

このうように、「円卓」の席でも「上座」、「下座」がありますので、皆さんも是非正しい席次で接待などに臨みましょう。
※ホテルでの結婚式などで、披露宴会場が「円卓」の場合も多いかと思いますが、よく見てみると、各円卓の席次は今回説明した「上座」、「下座」の順に席次が決まっていることが分かると思います。
特に、会社の人の席次はまさに上記で説明した席次となっていることが大半かと思います。







