はじめに
就職においてやることの一つに「企業研究」がありますが、これから就活を始める学生さんの中には、
「企業研究って何をすればいいの?」
と、わからない方や悩む方も多いと思います。
確かに、言葉だけ聞いてしまうと難しそうですが、それほど難しいことではないです。
そこで、今回は、就活における企業研究について、色々と説明します。
[目次]
就活においてやること!
・企業研究とは?
企業研究の目的は?
・どんな企業があるのかを知る!
・自分が志望する企業を探す!
・自分が志望する企業の情報を得る!
企業研究の方法!
企業研究における注意点!
・大企業や有名企業に目がいきがち!
・今の業績を重視しない!
企業情報を見るときのポイント!
・企業の業績を見る際の指標!
・売上高
・売上原価
・売上総利益(粗利益)
・売上高利益率
・販売費および一般管理費
・営業利益
・営業外収益・費用
・経常利益
・特別損益
・税引前当期純利益
・法人税等
・当期純利益
・売上高経常利益率
・自己資本比率
・流動比率
最後に
就活においてやること!
・企業研究とは?
企業研究の目的は?
・どんな企業があるのかを知る!
・自分が志望する企業を探す!
・自分が志望する企業の情報を得る!
企業研究の方法!
企業研究における注意点!
・大企業や有名企業に目がいきがち!
・今の業績を重視しない!
企業情報を見るときのポイント!
・企業の業績を見る際の指標!
・売上高
・売上原価
・売上総利益(粗利益)
・売上高利益率
・販売費および一般管理費
・営業利益
・営業外収益・費用
・経常利益
・特別損益
・税引前当期純利益
・法人税等
・当期純利益
・売上高経常利益率
・自己資本比率
・流動比率
最後に
就活においてやること!
今回、ご紹介する「企業研究」は、就活においてやることの一つです。
就活における企業研究の説明の前に、就活においてやることの全体的な概要については、下記の記事をご覧ください。
また、企業研究の前に、業界・企業研究として業界研究もあるため、業界研究については、下記の記事をご覧ください。
企業研究とは?
就活における「企業研究」とは、一言でいうと、
「世の中にどのような企業があるのかを研究すること!」
です。
つまり、業界研究で興味があった業界や志望する業界にどのような企業があるのかを研究することで、
「よくよくは採用試験(本選考)を受ける企業になる可能性もある!」
と捉えても過言ではないです。
研究というと、難しくとらえてしまいますが、まずは、調べて情報を得るという程度で十分です。
企業研究の目的は?
就活における企業研究の目的には、大きくは、
という3つがあります。
どんな企業があるのかを知る!
就活における企業研究の一つ目の目的は、
これから就職するにあたり、
「世の中にどんな企業があるのかを知る!」
「自分が志望する業界にどんな企業があるのかを知る!」
という目的があります。
企業研究の前に、業界研究にて、ある程度、自分が興味がある業界、自分が志望する業界を絞ってからの話ですが、まずは、自分が志望する業界にどのような企業があるのかを知る必要があります。
自分が志望する企業を探す!
就活における企業研究の二つ目の目的は、
これから就職するにあたり、
「自分が志望する企業を探す!」
という目的があります。
自分が志望する業界には色んな企業があると思いますが、そのような中から、ある程度絞り込んで自分が志望する企業を探すことも必要になります。
例えば、
・大企業、中小企業などの会社規模
・勤務地(会社の所在地)
・事業内容
・仕事内容
・勤務地(会社の所在地)
・事業内容
・仕事内容
など、企業をある程度絞り込むためには、様々な観点があります。
自分が志望する企業の情報を得る!
就活における企業研究の三つ目の目的は、
これから就職するにあたり、
「自分が志望する企業の情報を得る!」
という目的があります。
先で、自分が志望する企業を探したあとは、実際に入社を志望する企業そのものの情報を得ることも必要です。
先で、会社規模、勤務地、事業内容、仕事内容などはある程度は見ていると思いますが、それらに加え、
例えば、
・自分が志望する企業の業績はどうなのか?
といったことなど、さらに深く研究することも必要になってきます。
※企業の業績の見方のポイントについては、後述しています。
企業研究の方法!
就活において企業研究する目的は、先で説明したとおりですが、
ここで思うことは、
「企業研究って具体的にどうやってやればいいの?」
ということだと思います。
企業研究の方法は、それほど難しくなく、簡単な方法は、
・新卒者向けの求人サイトを活用する!
という方法があります。
そもそも、これから就職しようとしているにもかかわらず、新卒を採用しない、求人募集を行なっていない企業の研究をしても意味がないため、
例えば、
などの就活サイトで企業を探し、企業のWEBサイトを研究するのが一般的です。
また、筆者の前の会社もそうでしたが、求人サイトに中途採用(転職)の求人掲載はしていませんでしたが、新卒者の求人募集の時のみ、リクナビ、マイナビに掲載するといった企業も多くあります。
企業研究における注意点!
ここで、企業研究における注意点も述べておきます。
企業研究する際の注意点として、大きくは、
という2つがあります。
大企業や有名企業に目がいきがち!
企業研究を行い、採用試験(本選考)を受ける会社を決める目的にもよりますが、やはり、どうしても、
「大企業や有名企業に目がいきがち!」
になってしまいます。
ネームバリューがある企業に目がいきがちになってしまうのは仕方がないことですが、
・大企業や有名企業には志望者が多くいる!
・採用の倍率も高くなる!
・採用の倍率も高くなる!
ということもあり、ネームバリューのある企業だけではなく、色んな企業を研究することをおすすめします。
ネームバリューのある企業以外にも、業績が安定している企業、成長している企業、実は大企業より年収が高いといった企業は多くあります。
今の業績を重視しない!
企業研究で気になる企業や志望する企業を研究する際に、企業の業績や経営状況なども見ると思いますが、
「今の業績しか見ないのは避けたほうがよい!」
です。
もちろん、実際、業績がいい企業かもしれませんが、
「ずっと業績がいい企業は世の中に存在しません!」
そして、
「企業の業績はいい時もあれば、悪い時も必ずあります!」
そのため、「今」にとらわれることなく、企業研究することをおすすめします。
企業情報を見るときのポイント!
先でも述べていますが、就活の企業研究において、企業情報を色々と見ると思います。
その際に、どのような企業なのか?という見方に加え、企業情報を見るときのポイントとして、
「企業の業績や経営状況を見ること!」
も必要です。
企業の業績を見る際の指標!
企業の業績を見る際には、色んな指標がありますが、代表的な指標は以下となります。
|売上高
企業活動で得た収入のことで、基本的には1年間の売り上げた金額を意味します。
|売上原価
企業の売上に対する経費のことで、売り上げるために使った費用のことを意味します。
|売上総利益(粗利益)
売上-売上原価のことで、企業が得た利益のことを意味します。
|売上高利益率
売上総利益 ÷ 売上高のことで、売上高に対する利益率を意味します。
|販売費および一般管理費
人件費、広告費、事務所の賃貸費、通信費、出張費、交通費、福利厚生費など、売上原価とは別に企業活動にかかった費用を意味します。
|営業利益
売上総利益(粗利益)? 販売費および一般管理費のことで、純粋に企業活動で得た利益を意味します。
|営業外収益・費用
預金利息、株の利益、借入金の支払いや利息のことで、企業活動以外の収益、費用を意味します。
|経常利益
営業利益-営業外収益・費用のことで、企業活動と営業外収益・費用を差し引いた利益を意味します。
|特別損益
不動産売却による収入、災害による損失など、一時的な収入、損失を意味します。
|税引前当期純利益
経常利益-特別損益のことで、税引前の企業全体の利益を意味します。
|法人税等
企業の所得、利益に対する税金のことで、法人税、事業税、都道府県民税などを意味します。
|当期純利益
税引前当期純利益-法人税等のことで、純粋に企業全体の利益を意味します。
上記が企業の業績を見る上での基本的な指標となります。
また、上記以外にも、
|売上高経常利益率
売上高に対する経常利益の比率を意味します。
|自己資本比率
総資産に対する自己資本の比率を意味します。
|流動比率
流動負債に対する流動資産の比率を意味します。
などの指標もあります。
その他にも、企業の業績や経営状況を把握する指標はありますが、上記の指標でも十分です。
最後に
今回、就活における企業研究について、色々と説明したように、就活においては、最終的に入社試験を受け、入社することも視野に入れて研究することになります。
そのため、就活においては、重要な準備作業の一つとなります。